こんにちは、おとパパです。
きょうは療育手帳を持つ
メリットとデメリットについて書いていきます。
療育手帳とは、
知的障がい者が福祉サービスを受けるために
配布される手帳のことです。
ダウン症児は知的発達が遅れることが多く、
たいていの場合、療育手帳を受け取ることができます。
しかしながら、療育手帳を受け取るには
書類を提出するだけの簡単な手続きではなく
発達検査などを受ける必要があります。
小さな子を連れて
発達検査を受けに行くのが面倒と
思われるかもしませんが、
療育手帳を受け取ると大きなメリットがあります。
きょうは療育手帳のメリット、
そしてデメリットについて書いていきます。
(こちらの記事の内容は2016年10月時点になります。)
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目次
療育手帳のメリット
特別児童扶養手当
療育手帳があると、
毎月「特別児童扶養手当」
という手当を受け取ることができます。
金額は月額3万円〜5万円程度です。
特別児童扶養手当について、
詳しくはこちら↓の記事に書いていますのでご覧ください。
日常生活での支払い減免
療育手帳があると、
日常生活においても様々な支払い減免を
受けることができます。
たとえば、自動車購入時にかかる自動車取得税や、
自動車を持っていると毎年かかる自動車税の減免、
また、JRの乗車券代や、飛行機代の割引を
受けることができます。
詳しくはこちら↓の記事に書いています。
税金(所得税、住民税)の控除
療育手帳があると、
障害者控除が受けられます。
障害者控除を
一言で説明すると、所得税、住民税の減額です。
サラリーマンや、自営業など仕事をしていると
毎年、年収に応じて所得税と住民税を支払っていますが、
障害者控除を受けると、
その所得税と住民税の支払いが安くなります。
収入などによっても変わりますが、
所得税と住民税の減額額を合計すると
年間に数万円〜10万円以上にもなります。
レジャー施設での割引
療育手帳があると、
遊園地や、動物園などのレジャー施設で、
入園料などの割引を受けることができます。
割引が受けられるレジャー施設については、
こちら↓の記事にまとめていますのでご覧ください。
駐車場の割引
療育手帳を持っていると、
駐車場で割引サービスを受けられることがあります。
大阪の場合、例えば
街中の大阪駅前駐車場で半額サービスを
受けることができます。
また、万博公園(無料)や、鶴見緑地公園(1日300円)、
深北緑地(無料)、寝屋川公園(無料)
それに山田池公園(無料)など
子どもたちとよく遊びに行く
公園の駐車場では療育手帳で
割引サービスを受けられるところが多数あります。
携帯電話の割引
携帯電話各社は
療育手帳保持者に割引サービスを行っています。
各社のサービス名は以下の通りです。
ドコモ:ハーティ割引
au:スマイルハート割引
ソフトバンク:ハートフレンド割引
各社サービス内容は異なりますが、
基本料が割引になったり、
通話料が割引になったりします。
療育手帳のデメリット
療育手帳を持つデメリットですが、
「ない」と思います。
これまで、療育手帳を持っていたために
不利益を被ったという経験はこれまで一度もありません。
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まとめ
きょうは療育手帳のメリット、デメリットに
ついて書いてきました。
長女が療育手帳を持つようになって、
4、5年が経ちますが、
メリットは大きく、
デメリットは感じたことがありません。
手続きは少し面倒ですが、
ぜひ、療育手帳を手に入れてみてください。