こんにちは、おとパパです。
きょうは、ダウン症児への補助金について書いていきます。
ダウン症の子供が生まれると
「ものすごくお金がかかる」とか
「どこにもお出かけや旅行に行けない」など
のイメージを持っている方もおられると思います。
実際にはそんなことはないのですが、
そのような不安を抱く気持ちもよく理解できます。
プロフィールにも書いていますが、
私も、ダウン症の長女が生まれてすぐは
不安でいっぱいでした。
きょうは、いろいろな不安のなかの1つ
「金銭面」について少しでも不安を解消できるように、
ダウン症児への補助金について書いていきます。
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療育手帳
ダウン症児は補助金を受け取れることが多いですが、
ダウン症と診断を受けただけでは、
補助金を受け取る事はできません。
補助金を受け取るためには、
まず、療育手帳を取得する必要があります。
療育手帳とは知的障がい者向けに
都道府県が発行する手帳のことです。
ダウン症児は、知的発達が遅れることが多いため、
たいていはこの療育手帳を受け取ることができます。
療育手帳の取得に年齢制限はないため、
理論的には0歳からでも受け取ることができますが、
実際には1歳を過ぎてから取得することが多いようです。
その理由は、療育手帳を受け取る前に
知的レベルを確認するための
「発達検査」を受けることになりますが、
0歳の子が発達検査を受けても、
知的レベルを正しく診断することが難しいためです。
また、療育手帳は知的障がいのレベルに応じて
「重度」「中度」「軽度」
に分類されており、「発達検査」のあと、
その結果に応じた療育手帳が受け取ることができます。
(分類は都道府県により多少異なります。)
特別児童扶養手当
療育手帳を受け取ると、
「特別児童扶養手当」という
補助金の申請ができるようになります。
特別児童扶養手当とは
「20歳未満の障がいを有する児童を
扶養している父母にたいして支給される補助金」
のことです。
補助金の支給額は障がいのレベルに応じて異なり、
1級:月額約5万円
2級:月額約3万円
となっています。
目安として、
療育手帳の「重度」が1級、
「中度」「軽度」が2級、
に相当します。
申請の窓口は、市区町村の役所となっており、
申請が受理されると、補助金が支給されるようになりますが、
毎月の支給ではなく、毎年4月、8月、12月に
4ヶ月分まとめて支給されます。
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まとめ
きょうは、ダウン症児への補助金について書いてきました.
月に3万円〜5万円をいただけるのは非常に助かります。
補助金のおかげで
ダウン症児の未来に対して投資することもできます。
長女の場合、その補助金を利用して、
能力が発達するようにと
七田チャイルドアカデミーに通わせています。
ただ、補助金を受け取るためには、
「発達検査受診」「療育手帳申請」「特別児童扶養手当申請」
の3つのことをしなければなりません。
それぞれの申請方法は地域によって異なり、
どこの窓口にどのような書類を用意して申請すればよいのか、
非常にわかりにくいです。
また、ひとつひとつの申請に時間がかかることも多いです。
(例えば、発達検査の申込から受診まで数ヶ月など)
ダウン症児が受け取れる補助金について、
国や市町村からの案内はありません。
したがって、自ら積極的に情報を取りにいき、
早め早めに行動することが大切です。
この他にもダウン症に関するよくある疑問について
こちらにまとめていますので、ご覧ください。