ここでは、元気な赤ちゃんを生むために必要な栄養素「葉酸」について書いていきます。
当サイトをご覧いただいている方は、妊娠中の方、妊娠を望まれている方、そして、そのご家族の方が多いのではないかと思います。
「五体満足の元気な赤ちゃんを産みたい!」
これは、親になる誰もが抱く願いです。
その願いを叶えるために、妊活中、妊娠中にしておくこと。
そのなかの一つに、「葉酸」の摂取があると僕は考えています。
それでは、なぜ「葉酸」の摂取をすすめるのか、について書いていきます。
目次
葉酸とは
まずはじめに、そもそも「葉酸」とは一体何でしょうか。
「葉酸」とは、ビタミンBの一種で、他の栄養素のはたらきを円滑にする潤滑油のような働きがあります。また、細胞の生産や再生を助け、体の発育を促します。そのため、赤ちゃんの新しい細胞が作られるときに、必要不可欠な栄養素と言われています。
また、厚生労働省も「葉酸」の摂取をすすめており、
『妊娠を計画している女性、また妊娠の可能性がある女性は1日に葉酸400μgの摂取が望まれる』
と2000年に発表しています。
なぜ、妊活中、妊娠中に葉酸摂取が必要になるのか
妊娠を意識するまで「葉酸」について、聞いたことなかったよ、という人も多いのではないかと思います。
では、なぜ、妊活中、妊娠中にだけ葉酸摂取をすすめるのでしょうか。
実は葉酸は、妊活中、妊娠中に限らず、人間の体に必要な栄養素です。
ただ、葉酸はほうれん草などの緑黄色野菜や、卵、豆類などに含まれており、成人が1日に必要な量(240μg)は普段の食事のなかで摂取できているため、あまり意識することがありません。
しかし、妊活中、妊娠中は1日に必要な量が普段の約2倍 400μgとなります。
この400μgを普段の食事で摂取することが難しいため、サプリメントを利用して、意識的に「葉酸」を摂取する必要があります。
こういった理由から、妊活中、妊娠中に「葉酸」という言葉を耳にする機会が増えてくるのです。
葉酸が不足するとどうなるのか
それでは、妊活中、妊娠中に葉酸が不足するとどうなるのでしょうか。
ママの体に出る症状としては、
・貧血
・口内炎
・下痢
・食欲不振
などがあります。
そして、胎児にはもっと深刻な症状が出る可能性があります。
・神経管閉鎖障害
神経管閉鎖障害は難しい言葉ですが、具体的には
・無能症:多くの場合、死産となる
・運動麻痺:足がうまく動かせない
・感覚麻痺:触った感触、熱さ、痛みを感じない
・膀胱障害:うまくおしっこが出せない
・直腸障害:うまくうんちが出せない
などが、おなかのお子様に発生する可能性があります。
発生確率は新生児1万人に対して、6〜7人程度と低確率ではありますが、妊娠中の葉酸不足が原因でお子様にこれらの症状が出る可能性があります(ダウン症の確率は1万人に10人なので、ダウン症より少し低い確率ですね)。
しかし、葉酸を必要量摂取していれば、胎児に障がいが発生する確率をぐんと下げることができます。
すでに葉酸の摂取が義務付けられている諸外国(アメリカ、カナダなど)では、葉酸を必要量(400μg)摂取することで、胎児の神経管閉鎖障害になる確率が大幅に下がる、との臨床結果が出ています。
葉酸接種が必要な時期
それでは、お子様を神経管閉鎖障害から防ぐにはいつの時期に葉酸を摂取すればよいのでしょうか。
それは、おなかのなかに小さな命を宿す少し前から、胎児の細胞分裂がとても活発な時期まで、すなわち、葉酸摂取が必要な時期は「妊娠1ヶ月前〜妊娠3ヶ月」の頃になります。
そのため、妊娠が発覚する前からの摂取が望まれます。
僕が葉酸摂取をすすめる理由
妊娠中の検査でおなかの子に障がいがあることが発覚するのは、とても悲しい出来事です。
もし、妊活中、妊娠中の少しの気づかいで、お子様が障がいを持って産まれてくる確率を下げられるのであれば、それはしてあげてほしいと思うのです。
僕が、そう思う理由は『障がい児が生まれると家族みんなが幸せになれない』という理由ではありません。
このサイトを見てくださってる皆様にはご理解いただいているかもしれませんが、我が家にはダウン症の長女がいます。
障がいのある長女がいても、僕たち家族は日々楽しく過ごせています(もちろん、子育てなので大変なこともありますが、、、)
そして、これからも楽しく幸せに過ごしていけると思います。
それでも、ふとしたときに「この子を障がいのない健康な体で生んであげたかったな」と思うことがあります。
それは障がい児と健常児で『子供の描き得る将来像、実現できる夢』に違いがあるからです。
これが僕の葉酸摂取をすすめる理由です。
健常であれば実現可能なことも、障がいがあると実現が難しいということがあります。
妊娠を望まれている方、妊娠中の方は、生まれてくるお子様の将来をあれこれと思い描いてるかもしれません。
しかし、もし、お子様に運動障害があると、お子様は将来スポーツ選手になるという夢は叶えるのが難しいかもしれません。
運動障害以外でも、お子様の体に障がいがあると、お子様がまだ幼い段階で諦めざるをえない夢が出てくるかもしれません。
「健康な体」はすべての夢の礎になります。
まだ見ぬお子様の将来の可能性を狭めてしまわないよう、妊活中、妊娠中に「葉酸」を摂取していただければと思います。
葉酸サプリ
葉酸サプリは多数商品化されていますが、そのなかから、どの葉酸サプリを選ぶのがよいでしょうか。
僕は人気のある商品を選択するのがもっとも安心だと思っています。
なぜなら、人気のある商品は、多くの人に利用されたうえで、その効果と、副作用がないことが確認されているからです。
ちなみに、人気の葉酸サプリは
第1位:ベルタ葉酸サプリ
第2位:葉酸サプリ「mitete」
となっています。
それぞれ簡単に紹介しますので、参考になさってください。
第1位:ベルタ葉酸サプリ
◎ベルタ葉酸サプリの特徴
・品質の高い天然型酵母の葉酸を400μg摂取可能
・葉酸以外の妊婦に必要なビタミン、ミネラルが27種類配合
・残留農薬チェックと放射線試験をクリアした安心品質
・2015年 モンドセレクション金賞を受賞した世界品質
◎ベルタ葉酸サプリの値段
1ヶ月分 3980円(定期購入 最低6ヶ月の継続が必要)
人気、実力、知名度でNo.1であり、栄養素の配合内容、安心感を考慮すると、コストパフォーマンスに優れたサプリです。
公式サイト:【ベルタ葉酸サプリ】
第2位:葉酸サプリ「mitete」
◎葉酸サプリ「mitete」の特徴
・葉酸を400μg摂取可能
・葉酸以外に12種類のミネラル、ビタミンを配合
・日本国内製造の安心品質
◎葉酸サプリ「mitete」の値段(税別)
1ヶ月分:1800円
3ヶ月分:4800円(1600円/月)
6ヶ月分:8400円(1400円/月)
「ベルタ葉酸サプリ」に比べお求めやすい価格になっています。
「葉酸は試してみたいけど、月に3980円もかかるのはちょっと、、、」という方におすすめの商品になります。
公式サイト:【葉酸サプリ「mitete」】
まとめ
ここでは、「葉酸」について書いてきました。
妊娠前、妊娠中の期間、服用すると、少し費用はかかりますが、葉酸は「健康な体」の赤ちゃんを生むために必要な栄養素になります。
ぜひとも、おなかのお子さまとの幸せな妊婦生活をお送りくださいね。