こんにちは、おとパパです。
きょうは、ダウン症を出産する確率について書いていきます。
妊娠したことが分かると、
新しい家族が増えるうれしさの反面、
「元気に生まれてきてくれるだろうか?」
という不安な気持ちもわいてきますよね。
特に高齢出産の場合は、
生まれてくる子がダウン症ではないかと
心配する人も多いと思います。
ダウン症児が生まれてくる確率は
一般に「1000分の1」程度と言われています。
しかし、高齢での出産は、その確率が高くなります。
ここでは、妊婦の属性とダウン症児が生まれてくる確率について書いていきます。
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初産婦と経産婦でダウン症を出産する確率は異なるのか。
まず、初産婦と経産婦でダウン症児の生まれる確率が異なるのか
について書いていきます。
初産婦と経産婦でダウン症児が生まれてくる確率が異なる、
と思われている方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、結論から言いますと、
「初産婦と経産婦でダウン症児の生まれてくる確率は基本的に変わりません。」
です。
ダウン症が生まれてくる原因のほとんどが、偶然発生する
- 精子または卵子ができるときの分裂異常
- 受精卵の発育初期の分裂異常
のいずれかが原因だと言われています。
すなわち、親から何かを受け継いだ結果、
ダウン症児が生まれてくるのではなく、
妊娠時の「偶然の出来事」が原因でダウン症児が
生まれてくるのが大半です。
なので、
「一人目がダウン症だから、
二人目もダウン症の可能性が高いのだろうか?」
と心配する必要は基本的にありません。
ただ、ごく稀なケースで遺伝が関与している場合もありますが
その確率はダウン症全体の2%〜3%程度です。
ダウン症の遺伝に関して
こちら↓に詳しく書いていますのでご覧下さい。
参考までに、
我が家の場合、一人目はダウン症児でしたが、
二人目は健常児が生まれてきました。
妊婦の年齢でダウン症を出産する確率は変わるのか。
それでは、次に、
妊婦の年齢と、ダウン症児が生まれる確率について
書いていきます。
こちらも先に結論を言いますと、
「妊婦の年齢が上がると、ダウン症児が生まれてくる確率も上がる」
です。
年齢とともにダウン症を妊娠する確率が上がるのは、
卵子の機能が低下するのが原因だと考えられています。
女性は、生まれた時点で一生分の
「卵子の元」を体内に持っています。
この「卵子の元」を定期的に卵子として排卵しますが、
年齢とともに機能が低下し、
分裂異常を起こしやすくなるため
ダウン症児が生まれやすくなります。
年齢別、ダウン症児を出産する確率は以下の表の通りです。
年齢 | 確率 |
20歳 | 1/1667 |
25歳 | 1/1250 |
30歳 | 1/952 |
31歳 | 1/909 |
32歳 | 1/769 |
33歳 | 1/625 |
34歳 | 1/500 |
35歳 | 1/385 |
36歳 | 1/294 |
37歳 | 1/227 |
38歳 | 1/175 |
39歳 | 1/137 |
40歳 | 1/106 |
41歳 | 1/82 |
42歳 | 1/64 |
43歳 | 1/50 |
44歳 | 1/38 |
45歳 | 1/30 |
46歳 | 1/23 |
47歳 | 1/18 |
48歳 | 1/14 |
49歳 | 1/11 |
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まとめ
今日はダウン症の生まれてくる確率についてお話ししました。
結論は、
「初産婦と経産婦でダウン症児が生まれてくる確率はたいていの場合、変わらない」
「妊婦の年齢が上がると、ダウン症児が生まれてくる確率が上がる」
でした。
最近、ダウン症児が増えていると言われていますが、
それは
- 晩婚化
- 出産の高齢化
が要因と考えられますね。
プロフィールにも書いているとおり、
我が家にはダウン症児がいますが、
日々、楽しく過ごしています。
ダウン症に関する知識が少ないと
ダウン症児との生活がどのようなものなるのか
想像がつかず、不安になりますよね。
このサイトでは、
ダウン症に関する基礎知識や、
ダウン症児との生活がどのようなものかなどを
実体験に基づいて紹介していきますので、
下記に紹介している記事からご覧ください。
■基礎知識編
■ダウン症児の特徴
■妊娠中に受けられるダウン症の検査
■ダウン症児に関するよくある疑問点