こんにちは、おとパパです。
今日は、ダウン症児が赤ちゃんのときに受けておくべき検査、
について書いていきます。
こちら↓の記事では、
ダウン症児が生まれてきた時点で
抱えている可能性が高い合併症について書きましたが、
ダウン症児は赤ちゃんのときも、
健常児に比べ感染症にかかりやすいなど、
少し気をつけてあげる必要があります。
また、目や耳に放っておくと、
成長のさまたげとなる症状が出ている場合があるため、
定期的に検査を受ける事をオススメします。
きょうは、これから、
その定期的に受けておいた方がよい検査について書いていきます。
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視力検査
まずは、視力検査です。
ダウン症児は近視や、遠視、そして乱視や斜視である
可能性が健常児に比べて高いです。
近視や、遠視などでしっかりと見えていないと、
例えば、絵本を読んであげても、
絵がはっきりと見えないため、
ものを認識することが出来ず、
ものを覚えるのが遅くなってしまいます。
また、近視や遠視などの場合、
矯正めがねで症状を緩和し、
視力の発達を促進する事ができますが、
人間の視力が発達するのは、一般に6歳までと言われており、
早期に発見する事が大切です。
しかし、赤ちゃんのときは
視力検査を受ける事ができません。
また、視力検査が受けられるようになる年齢は
その子の成長のペースによって異なります。
視力検査を受けられるようになった時点で、
すぐに受けられるように、
定期的に眼科に通うことをオススメします。
長女も1歳の頃から、半年に一度のペースで眼科に通い、
3歳のときにやっと視力検査ができました。
そして、検査の結果
「遠視」と「乱視」があることが判明。
早速、矯正めがねを作ってもらい、
4歳になった頃から、そのめがねをかけています。
耳の検査
続いて、耳の検査についてです。
ダウン症児は滲出性中耳炎になりやすく、
滲出性中耳炎を放置しておくと、
難聴になることがあるので注意が必要です。
滲出性中耳炎は痛みが無いため、
本人から訴える事は難しく、
周りが気付いてあげる必要があります。
一般的には、
- テレビの音が大きい
- 大きな声でしゃべる
- 声をかけても振り向かない
の様子が見られたら、
滲出性中耳炎を疑うように言われますが、
長女の場合、テレビのボリュームを触ることはありませんし、
普段から、声をかけても振り向かないことがあるため、
これらの様子から判断することができませんでした。
そこで、長女の場合は、
風邪をひく度に耳鼻科に連れて行くようにしていました。
何度も耳鼻科に通っているうちに、
長女は、鼻風邪のあと、急性中耳炎になり、
その後、滲出性中耳炎になることがある、ということがわかりました。
それ以来、鼻風邪の症状が見られると、
耳鼻科に連れて行き、
鼻風邪の症状がおさまっても、
中耳炎になっていないことが確認できるまで
耳鼻科に通うようにしています。
おそらく、ダウン症児の多くは
一般に言われている方法では、
滲出性中耳炎に気付いてあげるのは難しいと思います。
風邪の症状が見られるときには、
小児科だけでなく、耳鼻科にも通うことをオススメします。
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まとめ
きょうはダウン症児が幼いときに受けておくべき検査、
について書いてきました。
僕は
「視力検査が早期に受けられるように、定期的に眼科に通院する」
「難聴になる可能性がある滲出性中耳炎の早期発見のために、
風邪の症状がみられたら、耳鼻科に通院する」
ことが大切だと思います。
家庭でネットや本の情報をもとに
診断をするのは危険です。
子どもを連れて通院をするのは大変ですが、
子どもの将来に大きく影響する可能性がありますので、
専門家に受診することをオススメします。
他にもダウン症児を育てるうえで役立つ情報を提供しています。
ぜひ、ご覧ください。